2021年3月に閉校した旧網代小学校。3年の月日を経て、この8月に人と町を結ぶ交流拠点「AJIRO MUSUBI」に生まれ変わります。
7月27日のオープニングセレモニーに向けて、いよいよ準備も佳境に入りました。
地域の方にも、外から遊びに来た方にも、みんなに気軽に立ち寄ってもらいたい。
そんな願いを込めて、スタッフみんなで作業しています。
この場所に合わせて作ったテーブルやベンチ、カウンターなどはインテリアに関わる“モノ“を作るANGULOさんがひとつひとつ手作業で作り上げてくださいました。
出来上がったカウンターの滑らかなことよ。
ついつい、なでなで、手が動いてしまいます。
そして、小学校で使われていた家具も、また活躍してもらえることになりました。
元々ここでたくさんの子供たちに使われてきた家具たち。
説明不要で、当たり前にここの空気に馴染みます。
木の椅子とテーブルは図工室から、YAMAHAの椅子は音楽室、丸い椅子は家庭科室から・・・
と、学校中から大集合。
新しいものと古いもの。
一見、喧嘩しそうなのに、一緒に並ぶ様子は昔からの付き合いのように違和感がありません。
AJIRO MUSUBIもそうなりたいなって思いました。
長い歴史のある網代の町に新しくできる「AJIRO MUSUBI」も、網代の人に、網代の町に、馴染で居心地の良いみなさんの居場所になれたらな、と思っています。